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2008.06.30 *Mon

一人で歩けたもん(斜里岳)

2008.6.29

予定通り、今日は「斜里岳」へ
自分で書いた日記に気持ちが、押しつぶされそうな日々を送ってきましたが、やっとですよ、肩の荷がおりました。

斜里岳は、登山を続けるとは思っていない4年前に運動靴で登ったお山です。
山をなめるな!斜里岳をなめるな!で、一人でなんていっちゃ行けないお山だと思っていた、怖くて行けなかったのが本当の気持ちだけど。

標高1545mの斜里岳は、阿寒の山々と知床連山の中間にそびえる日本百名山のひとつのお山です。オホーツク海側から眺める斜里岳の景観は「かっこいい!」の一言です。

下見もしていたので、清岳荘にはすんなりと行けました、今日は「山開き」団体登山者がもう支度をして登り始めようとしています。
天気曇り、ちょっと肌寒いので、上着を羽織い「いざっ!山頂へ」
写真
清岳荘を出、森林を歩き旧登山口まで20分。(これいらない~)
写真
旧登山口を出、下二股までは15分、沢沿い「一の沢」の登山道を歩き、渡渉を繰り返しながら進むと、雪渓の残る場所へ!このしたには大きな空洞があるので、暖かい日はスノーブリッチが崩れる恐れあり!
写真

下二股~上二股では、前を歩く団体さんに追いついてしまい、一人登山じゃなくなってしまいました・・。
「お先にどうぞ」といわれても、あたしも辛いんで~休み休みで、間隔をあけ進むことに(目的は一人歩き)しました。
このあたりから、のどの渇きに、空腹でモウロウ~(汗
水をチビチビ飲みの歩きです・・・ふぅ。

目の前に大きな滝が現れます(羽衣の滝)
写真
ここから沢登りで、ずしずしと登るのですが、傾斜がかなりきつく、滑りやすく足をとられてしまいます。
写真
写真

しかし、滝の落ちる音やマイナスイオンで、癒される~♪
ぼ~っとしばらく、佇んでいましたよ(一人歩きについて考える)
やっとの思いで上二股に到着!新道(熊見峠)の分岐点でもあります、下山路はここから分岐して尾根道を歩きます。
空腹で、腹に力が入らんのか、このために減量したつけが、回ったのか~


ここを過ぎると、沢は終了!ダケカンバの急登へ、そして胸突き八丁!
写真
この道が辛いこと、辛いこと、ただただ登るしかない!だけ考えて登りましたよ。足が・・・上がらない~体力の限界か!

前を歩く、おじさんが「大丈夫か~」と声をかけてくれ、気にかけてくれました、ありがたいですね。(そんなに人から見て、へばってたのでしょう~か、「さっきからため息しか聞こえんぞ!」といわれてしまいましたから(笑)
胸突き八丁を過ぎると、馬の背まではジグザグに岩場を登っていきます。

写真
風の強いこと!一気に体の体温が奪われ、汗がす~っと引いていきます。
何かを食べなきゃ!先ほどのおじさんと、香川県から来たと云う、元気なおばさんと3人で、休憩です。

写真
馬の背から頂上の間にスチール祠があります。
先ほどのおじさんが、リックからお酒とおつまみを出し、お供えしてました、なんか清里の山関係の人だったようです。
「帰りに、ここで酒でも飲んでいけ!」と、云われても~笑

ここを過ぎ、ひと踏ん張り!今にも崩れそうな岩場を、登ります。
山頂近くでは、大好きなチングルマの群生、ショウジョウバカマ、
エゾノツガザクラなどなどの高山植物が、目に飛び込んできます。
ここまで、いっぱい、いっぱいで登ってきたので、ちょっと癒されました。

写真
はい!標高1545M斜里岳!頂上到着です!え~んご苦労様自分。
な~んにも、見えません。だからなのかな・・達成感がいまいち。

頂上は、たくさんの人でごった返し、一人での食事の場所を探すのも、一苦労。
初めての食事・・結局、おにぎり1個(汗)
本当なら、素晴らしい360度の風景を見て食べるはずだったのに、元気のない晴れ女の力は、こんなもんですかね、まあ~雨が降らなかったってことだけでも、良し!と、しましょ。


一人だと、今までの経過を話せない、ちょっと複雑な寂しさを覚え、下山することにしました。
ああ~あたし、お喋りさんだからな~。
一気に、馬の背~上二股、新道分岐点へ下り、熊見峠に向かいます。熊見峠=熊を見る峠・・・「出そうな雰囲気」しかし登りは軽やか!
なんか、一人っていいかも~と、何も見えない山頂を振り返ります。

写真
ちょっと元気になった晴れ女の最後の力でしょうか・・
晴れちゃってます!すごい綺麗な青空を見ました。

写真
ここから、下二股まで下山のみ!
樹高の高いハイマツが被いうっそうとしていて、ひたすら下るのですが、
これが、足に来る!薄暗く深い森の中につけられた急傾斜の道に、ダケカンバの枝が、何度も頭を直撃!
「あたし、馬鹿になっちゃうじゃん」とちょっと凹む、一人歩き。
沢の音は聞こえるものの、到着しないし、膝は笑っているし、この頃には、もう~熊が出たら、出て来い!という、投げやり。

下山は、嫌いだ!とぶつぶつ歩くあたしって~結局寂しがり屋なんだな。
熊見峠から下二股まで1時間半もかかってしまった。


写真
登りで歩いたはずの、雪渓が!!スノーブリッチが壊れていました!
今日は、100人以上の入山だったようなので、落ちるわな。

行きでは水を避け歩いた一の沢の渡渉を、帰りはざぶざぶ入って歩いてみました。
靴も、綺麗になるし、気持ちが良かったです。

かなりの疲労!でも、単独行もある意味、いいかも。

お疲れ様でした!香川県からきたおばさんと、旧登山口で合流。
「お山は、人」と云った人がいたけど、違うかも~と、思いました。
「お山と自分」を考えらされる登山でした。

ああ、良かった、登れたことに感謝です。

帰宅後・・・クライミングをする・・
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